参加者の声

ハーフマラソン参加 片山 章子 さん

マラソン大会には初挑戦でしたが、友人と一緒に2011年秋ハーフに参加しました。

メルボルンは地球の反対側ですから、季節はちょうど新緑の春。まだ肌寒いくらいでしたが、朝の清冽な空気の中、広い並木の車道を走るのは、それはそれは気持ちのいいものでした。

ペースは最初から最後まで、息の上がらない超ゆっくり速度。初マラソン大会で好奇心の塊と化した私は、カメラ片手にあちこちキョロキョロ。周りのランナーやらクラシカルな建物を写したり、向こうから戻ってきたトップランナー達のカモシカのような疾駆に声援を送ったりと、ふまじめな観光ランナーもいいところでした。が、一応最後まで何とかノンストップ(!)でゴールし、ささやかな達成感にひたりました。完走は気持ちのいいものですね。

終了後、選手村の事務局のブースで頂いた豚汁が胃の腑にしみました。現地の方のご協力で急遽差し入れして頂いたそうですが、美味しかったです。ごちそうさまでした。

大会前後は、せっかく行ったメルボルンですから、友人と一緒にあちこち巡りました。シーフードは噂に違わず美味。中でもマーケットで立ち食いした生牡蠣は絶品でした。ビクトリア調のシックな街並みはすでに知られているところですが、中に「モダン」がおしゃれに混じり、街のセンスのようなものを見せられた感じです。夜はジャズバーでミニステージ楽しみました。失礼ながら、メルボルンには期待していなかった大人な夜の時間でした。メルボルン郊外にはワイナリーがたくさんあり、友人とドライブしていくつか訪ね、気に入ったもの購入してきました。郊外には観光名所まだまだあるようですが、短い滞在の中、存分にメルボルンを堪能したと言えると思います。

もともと、テレビの旅番組をみて、メルボルンのエレガントな街並みに惹かれ、いつか機会があれば行ってみたいと思ってました。マラソン大会への参加をきっかけに実現しましたが、街を走ることでメルボルンの魅力がよりくっきりと刻まれたように感じています。楽しかったです。

写真提供:片山 章子 さん